内科,糖尿病,生活習慣病,板橋区,なかむらクリニック

こんにちは。なかむらクリニック担当の管理栄養士です。

皆さんは栄養指導と聞くと、どのようなイメージがありますか？実際に患者さんに伺うと「食事を制限される」、「嫌いな食品でも食べるように言われる」などマイナスのイメージを抱いている方が多いです。しかし、食事は1日3食のことですので、治療だからと言って極度の制限をしたり苦手なものを食べたりするのは辛いと思いますし、続けるのも難しいと思います。私自身食べることが楽しみなので、患者さんにも食べることを楽しみながら食事療法を行っていただきたいと思って栄養指導を行っています。「自分に合った食事量を知りたい」、「検査数値を指摘されたけど、何がいけないのかわからない」等どんなお悩みでもご相談ください。

まずは来院して頂き、ご自身に合った食事療法を一緒に考えましょう。

• 64歳女性：高血圧症・脂質異常症
  「前回指導から体重2kg減って、今までどれだけ食べていたか、わかりました。」
  食生活・アルコール量をしっかり意識して変え、とてもいいです。さらに体重を落とすためには、運動も同時に行った方が効果的です。
  
  
• 67歳女性：脂肪肝・脂質異常症
  「中々、体重が減りません。」
  おせんべいや果物は糖質の塊なので、体重増加の原因です。いきなり間食をやめるのは難しいので、おせんべいの代わりにナッツ類に変更してみましょう。
  
  
• 77歳男性：高血圧症
  「しょうゆの代わりにポン酢をたっぷりかける。」
  ポン酢は減塩になりますが、かけ過ぎは意味がありません。野菜が不足しています。野菜に含まれるカリウムは塩分を外に出すので、召し上がってください。
  
  
• 79歳男性：糖尿病・高血圧症
  「早食いの傾向。」
  早食いだと満腹感がなく、血糖値も上がりやすいです。まずは野菜をゆっくりよく噛んで食べ、おかず、ご飯の順にしてください。